兄妹ケンカのイライラ…上手に感情をコントロールする方法

 

 

我が家の子供は3姉妹(8歳、6歳、3歳)。

 

朝起きてから、

「自分の方がご飯が少ない!」

「髪引っ張った!」

「真似した!」

など、大人から見るとどーでもいいようなことで言い合いが始まり

喧嘩が始まり、しまいにはどちらかが泣く、怒る、ときには手が出ることも。

 

 

そんな光景を目の当たりにしては、

もうやめて。お願いだから喧嘩しないで。とイライラする日々でした。

 

 

 

子どもはなぜ喧嘩ばかりするのか

 

子どもは

思考や感情のコントロールの力が充分に備わっていないので、

相手に自分の考えをうまく伝えられず、感情を抑えられなくなってしまうことがあります。

 

いつも一緒にいる存在であればあるほど

気を許している安心感から、自然と兄弟げんかが展開していきます。

 

 

そんなとき、

親がイライラしていると、子どもはどう感じるのでしょうか。

 

 

 

子供たちは安心することができず

余計に感情のコントロールができなくなり、

更なる喧嘩に発展するすることにもなりかねません。

 

 

子どもの喧嘩との付き合い方

 

①気にしない

 

兄妹喧嘩をしない兄妹はいません。

兄妹だからこそできるコミュニケーションなので、

怪我につながるようなことがなければ

必要以上に介入する必要はありません。

 

現実的には、

すぐに「ママ―!お姉ちゃんがぶった!!」と言いに来るので

スルーし続けるのも難しいのですが。

 

そんなときは、

「そうなんだね。自分たちで解決してね。」と

どちらの肩を持つこともせず

距離を置くように心がけています。

 

 

②肯定する

 

兄妹喧嘩をしている子どもの

『褒められる部分』に注目します。

 

手を出さずに口で伝えていた。

自分たちで喧嘩を解決することができた。

ごめんねと謝ることができた。

 

 

 

褒めることができる部分に目を向けて、

子どもを肯定してあげることで

子ども自身も安心しますし、親自身も気持ちが軽やかになります。

 

 

 

 

先ほどお話したように

「ママ―!お姉ちゃんがぶった!!」とやってきたときは、

 

「叩かれて痛かったね。」と、

子供の気持ちに共感する言葉だけをかけて、

どちらかが悪いなどといった言葉はかけないようにしましょう。

 

 

 

親に「肯定」や「共感」をしてもらえた子どもは

安心して自己肯定感を育みます。

 

そして、そのことが他の兄妹に対しての接し方にも表れていくので、

兄妹喧嘩がはじまったときのイライラを

コントロールしながら、

親も子も感情とうまく付き合っていけると

いい循環がうまれていきますね。

 

 

ライター:3姉妹のママ。3姉妹の育児を通じて感じる不安や疑問を軽減したい気持ちから子育てに関する資格を取得(チャイルドカウンセラー/チャイルドコーチングアドバイザー/家族療法カウンセラー)。子育てのモットーは、自由と多様性と怒らない育児。ではあるものの、うまくいかないことも多々あり。日々、葛藤しながらも、情報発信をしながら得た知識を元に、子育てを楽しみたいと思っています。