
今回はモノの環境に続いて「人の環境」
中でも特に大事な「夫婦で協力できる環境」
の作り方についてです。
子育てでよく聞く悩みとして
『旦那さんが家事や育児に協力してくれない』
というものがあります。
旦那さんに家事を頼もう
授乳や子供の「ママがいい」など
そもそもできないことも多ければ、
おむつ換えや沐浴などの子供の世話など
やり方がわからなくてできないことも多い。
ママがやらなくてはいけないことが溜まっていくという
ストレスを無くすためにも
旦那さんには家事をお願いするのがいいですよ。
ただ、ここで旦那さんが「子供の面倒を見る」
という頭になって手伝おうとしているときに
いきなり「家事をやって」と言われると
あなたじゃ無理。と思われているとか、
雑用を押しつけられたように感じて
ギクシャクしてしまう…ということになってしまう場合も。
夫婦がお互い気持ちよく子育てや家事に向き合える
方法は作れますので、その方法をお伝えします。
ステップ1:家事を手伝うのがいかに助けになるかを伝えよう
家事が溜まっていくことのプレッシャー。
普段ならすぐ終わる家事が
子供に中断されて全然進まなくてイライラすること。
「家事をしてもらうことで
子供のことに集中できたらそれだけですごく楽になる。」
ということを伝えておきましょう。
ステップ2:余裕があるときに家事の仕方を教えよう
いざ、家事をお願いしたときに起こるのが
「ちゃんとやってくれない問題。」
こんなんだったら自分でやったほうがマシ。
できてない部分を指摘して攻撃したくもなります。
大切なのは、
最初から完璧にできることを期待しないで
・イチから丁寧に教える
・何度も教える
・できたことを褒める
余裕があるときに
「これ手伝ってもらえると忙しいときに助かるから」と
覚えるまでしっかり丁寧に教えましょう。
気の遠くなる作業ですが、
自分のためになりますし
子供に教える時も同じ効果的な教え方なので練習になります。
ステップ3:完璧を期待しない
忙しくて教える時間がないときに頼む時は
完璧を期待しないで
「100の仕事量を50に減らす」
くらいの気持ちで頼むと
せっかく手伝ってもらったのに
イライラするなんてことがなく済み、感謝できます。
ステップ4:褒める→指摘する→褒める
できてない部分や改善してほしい部分だけを
指摘するのではなく
褒める→指摘する→褒める
というように褒めるでサンドイッチすることです。
例えば、
「クイックルしてくれたの?ありがとう(感謝)
でもここに置いてあると子供がいたずらするから
終わったら片付けておいてね(改善点と理由)
掃除が終わっていとすごくかる(感謝)」
こんな感じでいいと思います。
「家事を手伝ってもらうために
ここまでしなきゃいけないの?」
と思うかもしれませんが、
手伝ってくれることが当たり前になるまでの一時的な我慢です。
協力があると精神的にかなり楽になりますし
このサンドイッチ法の教えかたは今後
子供に何かを教えるときにも役に立ちます。
子供への効果はバツグンですし、
夫婦が協力している姿を見せることは
子供が大きくなって結婚したあとに
相手とどういう関係を築いていくかにも
無意識的に大きな影響を与えるので
メリットはかなり大きいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました
今日も子育て楽しく頑張りましょう。
ライター:3姉妹のママ。3姉妹の育児を通じて感じる不安や疑問を軽減したい気持ちから子育てに関する資格を取得(チャイルドカウンセラー/チャイルドコーチングアドバイザー/家族療法カウンセラー)。子育てのモットーは、自由と多様性と怒らない育児。ではあるものの、うまくいかないことも多々あり。日々、葛藤しながらも、情報発信をしながら得た知識を元に、子育てを楽しみたいと思っています。