子育てにおいて大切な「自己肯定感」
詳しい知識はなくても、
「自己肯定感が大切」ということをなんとなく知っている
という人は、多いのではないでしょうか。
とても大切な「自己肯定感」なのですが、
少し使い方を間違えてしまうと、
効果的な自己肯定感への繋がりにはなりません。
すぐに実践できる
自己肯定感を育む声かけを3つ!を、ご紹介します。
結果ではなく「認める」ことが大切
普段から、
「すごいね!」
「いいこだね!」と
結果を褒めることが多い場合は、
「褒められたいからやる」
「褒められなきゃなる気が出ない」
と子供自身の行動の目的が
“良い評価を得ること”に変わってしまうことも。
子どもは本来、
自分の欲求で動きます。
褒められるために行動することにならないよう
すぐに取り入れられる、
我が家でもやっている声かけを3つご紹介します。
オウム返し
子ども:「ママ!できたよ!」
ママ:「できたね!」
子ども:「ママ見て!大きいのできたよ!」
ママ:「大きいのできたね!」
特に評価をせずに、
子どもが言った言葉を単にオウム返しするだけで、
子どもは、「認めてもらえた」と感じてくれます。
家で一緒に工作や料理をしているときに、
このオウム返しは効果的。
ぜひお子さんの喜ぶ瞬間に反応してみてください。
共感と代弁
子ども:「できた!(嬉しそう)」
ママ:「できたね!嬉しいね!」
子ども:「・・・・・!!(予想外の結果に驚いた)」
ママ:「(待っていてもしゃべらなそうなら)わあ!びっくりしたね!」
子どもの気持ちを想像して代弁し、
喜びや感動、驚きに寄り添った声かけをしてあげる。
この前、年長の次女がはじめて鉄棒で
逆上がりに成功したのですが、
「できたね!嬉しいね!ママも嬉しいよ!!」と
次女の表情を読み取って伝えると
とっても喜んでいました。
“ママやパパが嬉しい”という言葉も
子どもにとってはとても嬉しい声かけなんですよね。
感謝
子ども:「お片付けしたよ」
ママ:「えらいね!」→「ありがとう!」
文頭でお話したように
「えらいね!」と伝えると、
“褒められたからやる” “褒められたいからやる”
という思考になってしまうので「感謝」を
伝えるようにしています。
家族の役に立てた!と、
どや顔する子どもの顔が見れたら大成功~!!
親自身も認めよう
子どもだけでなく、
親である自分自身へも声かけしましょうね。
こうやって子育てと向き合っている
私たち親自身も認められるべき。
なかなか認められる場面はありませんが、
1日1つでも
子どもの笑顔を引き出すことができたなら
自分自身も「すごい!」と褒めて、
私たち自身が楽しく感じながら
こどもと向き合えるようにしていきましょう。
ライター:3姉妹のママ。3姉妹の育児を通じて感じる不安や疑問を軽減したい気持ちから子育てに関する資格を取得(チャイルドカウンセラー/チャイルドコーチングアドバイザー/家族療法カウンセラー)。子育てのモットーは、自由と多様性と怒らない育児。ではあるものの、うまくいかないことも多々あり。日々、葛藤しながらも、情報発信をしながら得た知識を元に、子育てを楽しみたいと思っています。