1日の最後のママパパのお仕事「寝かしつけ」。
「子どもを寝かしつけたいのになかなか寝てくれなくてイライラ…」
という経験をしたママパパはきっと少なくないのではないでしょうか。
私もそのひとり。
寝る前に適した本とそうでない本
我が家では、寝る前によく本を読んでいます。
三人がそれぞれ日替わりで自分が読みたい本を持ってくるシステムで、
寝る前に本を読んでいたのですが、「寝かしつけのために」と読んでいるのに、
本の内容によっては楽しくなりすぎて興奮してしまったり、
怖くなったり寂しい気持ちになってしまい中々寝つけなかったり…
寝かしつけに適している本と適していない本がある。
ということに気づいたのです。
それに気づいてから、「寝る前に読む本BOX」を作り、
そこから選ぶシステムに変更しました。
このBOXは定期的に入れ替えることで、
子供の飽き防止になるのでおススメですよ!
子どもを寝かしつけるために絵本を読むなら、
スムーズに眠りに入れるような絵本を選ぶことがポイントです。
色々な本を読んできた中で、おススメの3冊をご紹介させていただきます。
おススメ① おやすみくまちゃん
先輩ママからプレゼントでいただいた「おやすみくまちゃん」。
登場する4匹のくまちゃんがなんとも可愛らしく
ニコニコ温かい気持ちで眠りにつける本。
我が家の子どもたちは、それぞれお気に入りのくまちゃんがいるようで、
動きを真似したりがらうとうとし始めてしまいます。
著者/編集: シャーリー・パレントー, デイヴィッド・ウォーカー(イラストレータ
出版社: 岩崎書店
おススメ② よるくまシュッカ
本屋さんで“北欧でベストセラーの寝かしつけ絵本”
という帯を見かけてついつい手にした本「よるくまシュッカ」。
子どもの名前に置き換えて読んでいくストーリーなので、
子供が喜びます。
また、「ふゎーあ」というあくびをする場面が複数登場するので、
読んでいる大人がついついあくびをしてしまい、
先に寝てしまうこともしばしば。
子どももリラックスしていくのを隣で感じる、
ベストセラーも納得のおすすめの一冊です。
著者:エミリー・メルゴー・ヤコブセン(えとぶん)中村冬美(やく)
出版社:百万年書房
おススメ③ ちいさなあなたへ
一番上の子が生まれたときに、購入してからのお気に入りの一冊。
母でいることの幸福、喜び、不安、痛み、
そして子どもへの思い―母であることのすべてがつまった
「ちいさなあなたへ」。
これは、寝かしつけに適した本というより、
日々の子育ての慌ただしさの中で忘れがちな、
大切なことや走り去ってしまうであろう、
子育てという幸せな時間の儚さに気づかされ、私自身が心落ち着き、
大切なことに気づかされる本。
隣で本を読んでいる子供たちがより愛おしく感じられるような、
心揺さぶれられる名作です。
寝かしつけに関わらず、育児に追われる方たちこそ読むべき本。
読んだ翌日から、更に子供のことを愛おしく感じられます。
著者:アリソン・マギー
出版社:主婦の友社
以上、いかがでしたでしょうか。
お子さんの年齢や性格によっても、
寝かしつけに適した本が異なってくるとは思いますが、
寝る前の親と子の大切な時間は1日の中でも大切な時間。
色々な本を読んで、
親も子も穏やかな気持ちになるような本を探してみてはいかがでしょうか。
ぜひ、みなさんのおススメ寝かしつけ本も教えてください。
ライター:3姉妹のママ。3姉妹の育児を通じて感じる不安や疑問を軽減したい気持ちから子育てに関する資格を取得(チャイルドカウンセラー/チャイルドコーチングアドバイザー/家族療法カウンセラー)。子育てのモットーは、自由と多様性と怒らない育児。ではあるものの、うまくいかないことも多々あり。日々、葛藤しながらも、情報発信をしながら得た知識を元に、子育てを楽しみたいと思っています。